溶鉱炉に沈んでいくシーンネタの代わりになるネタがないか無駄真面目に考察した
ケムリクサは感動した。
特にラストシーンでわかばが親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンはナミダなしに見られなかった。
上記のように感動を伝えるときによく使われる溶鉱炉ネタ。
いつもワンパターンでつまらないかなと思って、他に同じような性質をもつネタを作れないか考えてみた。
・使うときってどんな時?
まず溶鉱炉ネタを使うときってどんな時なのかを考えてみた。
ただ、感動したことを伝えるならばそのまま伝えればいいのだから、
特殊な状況があるはずだ。
もう結果から言ってしまうと
自分がとても感動した。かつ、その感動した理由・内容を明かしたくないとき。
「感動した」はわかる。だが「内容言いたくない」ってなんだよ。という人もいると思う。
だけど、この状況、映画やアニメ、本とかで一番起こりやすい現象だと思う。
つまり、後からでも他人が追いやすく、バラされてしまうと感動の程度が下がってしまうものだ。
言い換えれば、他の人にも追ってきてもらって同じ体験をしてもらいたいのだ。
・溶鉱炉ネタの性質
他人にも同様の体験をしてもらって感動や感情を共有したいのはわかった。
ここで溶鉱炉ネタがそのことに関して、どのような性質を持っているのか考えてみた。
自分の考えた限りだと以下の5つだと思う。
- 感動するシーンであることの共通認識がある
- 知名度が高い
- ネタであることがパッと見でわかる
- 少ないワードでイメージできる
- 説明に登場人物を必要としない
1に関しては、感動を伝えるのだから絶対に必要なことだ。
ニホンゴは難しいもので感動したと最初につけていても、
のちに来る言葉で嫌味にも取られてしまう。
そう考えた時に「感動した」ということを確実に伝えるためには、万人が多かれ少なかれ感動するシーンでなくてはならない。
2の知名度は、他人に伝えているので多くの人に知ってもらう意味では重要なことだろう。
3のネタであるも考えていくとネタとしてわからないと知らない人からはネタバレとして取られてしまう可能性がある。
これは汎用性のある終わり方であればあるほど勘違いされやすい。
だから、普通あり得ない「溶鉱炉に沈んでいく」という言葉がネタである可能性を高めてくれている。
4はツイッター上だから大事とかではなく、知っている人であればすぐに情景が浮かんでくるから想像しやすい。また、思い出すことで追体験ができてまた感動する。
その感動が「その人がネタになっている作品を見て体験したこと」のように思えてくるので、見たくなる。気がする。
5これは重要かわからないがワードを減らすという意味では4と一緒かもしれない。
だけど、ネタにした作品に引っ張られすぎないという意味ではあまり強く連想させるワードはないにこしたことはない。重要なのは感動した作品の方なのだから。
・結局代わりのネタは?
正直思い浮かばなかった(
知名度と少ないワードでの描写というのが非常に難しい。
可能性があるとしたらGガンダムくらいかなって。
ケムリクサは感動した。
特にラストでわかばがリンと戦って、倒したリンを朝日を見ながら看取るシーンはナミダなしに見られなかった。
他にいいのがあったら教えてください。